第18章第1節(一般事項)
土木工事安全施工技術指針
掲載版 令和8年3月このページ
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第1節 一般事項
1. 工事内容
2. 事前調査における共通事項
第1 章2 節に準ずること。
3. 事前調査における留意事項
(1)地形,地質,河川・渓谷の流況,気象,動植物,水質等を調査すること。
根拠: 安衛則355
(2)資材,人員などの輸送に関する現況,能力及び周辺環境等を調査すること。
(3)動力,電源などを調査すること。
(4)仮建物,仮設備などを設ける場所の地形,地質,気象条件等を調査すること。また仮建物,仮設備などを設ける場所の用地,用水の取得の難易度を調査すること。
(5)工事現場と隣接集落との位置関係,距離,交通,通信関係,騒音,振動等を調査すること。
(6)警察,医療,防災機関などの位置を確認すること。
(7)人家連担区域の通勤車や連絡車の通行は,独自の走行速度やその他ルールを定めるなどして,交通事故防止を図ること。
(8)その他防災上に必要な事項を調査すること。
4. 施工計画における共通事項
第1 章3 節に準ずること。
5. 施工計画における一般的留意事項
根拠: 安衛法29の2
(1)原石採取の計画は,盛立工程,アプローチ道路,運搬道路,ベンチ高,採取方向,周辺の保安距離などを十分検討したうえで,安全に施工できる工法及び機種を選定すること。
根拠: 安衛則399,400
(2)現場内の施設間は,相互に確実な連絡体制を確保すること。特に緊急を要する連絡が発生しやすいところ及び現場が常に移動するところについては,トランシーバー等を用い,緊急連絡網を常時確保しておくこと。
根拠: 安衛則642
(3)現場全体に周知徹底が図れるようにスピーカー,サイレン等の装置を常備すること。また,商用電源が切断された場合でも機能するように,補助電源を確保すること。
(4)一般道及び工事用道路等の必要な箇所には,監視員等を配置すること。
(5)フィルタイプダムやRCD工法のダムなどの場合は,重機が輻輳することから,誘導員は適切に配置すること。
6. コンクリートダム工事の留意事項
(1)地形が極端に急峻な場所でコンクリート混合設備や運搬設備などを配置する際は,セメント,骨材の運搬距離,設備の組立て解体の難易等を総合的に考慮し,安全施工に配慮した配置とすること。
(2)型わくは,著しい損傷,変形等がないものを使用し,安全に組立・解体が可能な構造とすること。
根拠: 安衛則239
7. フィルタイプダム工事の留意事項
(1)フィルタイプダムの盛立材の運搬道路は,ダンプトラックの機種選定に併せて,一方通行方式か離合方式かを定めた上で,適切な曲線半径,縦断勾配,幅員,路面状態を決めること。
根拠: 安衛則151の3
(2)道路幅員は,使用機種の車幅と運転者の離合時の感覚を参考として十分安全な幅員とすること。