安全施工技術指針

第5章第3節(仮締切工)

土木工事安全施工技術指針

掲載版 令和8年3月このページ 

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第3節 仮締切工
1. 一般事項
① 軟弱地盤における仮締切工の設計,施工には,ヒービング等を生じさせないよう格段の注意を払うこと。
② 仮締切の計画において,様々な外的条件を受け,その条件が施工途中で変化することがあるので,掘削深度と支保工の位置・支保工の段数並びに補強部材の設置,ボルト等の連結は,施工計画に基づいて忠実に実施すること。また,必要に応じて土圧計等の計測機器の設置を含め仮締切工の安全管理計画をたて,これを実施すること。
根拠: 「鋼矢板二重式仮締切設計マニュアル」(財団法人国土技術研究センター監修山海堂)
③ 締切を行って作業する場合には,急激な水位の上昇,洗掘,ヒービング,ボイリング等により締切が破壊しないよう十分検討のうえ計画し,やむを得ない場合は,水裏部から締切内に水を入れて水位差による倒壊を防ぐなどの対策を講じ,かつ常に点検を怠らないこと。
④ 偏土圧等が作用する仮締切工においては,仮締切工全体についての安定性について十分検討すること。
⑤ 切梁により締切を保持する場合は,波浪により切梁,腹起し等の取付部がゆるまないよう堅固な構造とし,常に点検を怠らないこと。
⑥ 工事施工中,仮締切工本体又は周辺地盤等に変状が発生又は危惧される場合は,作業員を避難させ,安全を確認したうえで,補強等の安全対策を講じた後でなければ,仮締切工内の作業を行わないこと。
⑦ 工事施工中,万一異常な自然現象が発生した場合を想定し,関係者において安全を確保するための避難方法を定めておくこと。
2. 河川における仮締切
(1)仮締切の築造にあたっては,流水に対して安全なものとすること。
(2)流心の移動や洗掘による水深の変化を考慮すること。
(3)洪水による水位,流速,流量,衝突物対策を講じること。
(4)水位の堰上げの影響を検討し,その対策を講じること。
(5)玉石やその他障害物対策を講じること。
3. 河口付近及び海岸地帯における仮締切
(1)潮位,波高に対する対策を講じること。
(2)波浪,潮流の影響を考慮すること。
(3)船舶等の衝突に対する対策を講じること。
4. 使用材料
(1)締切用鋼材は,ひび割れ,変形等損傷がないものを使用すること。
(2)鋼矢板は一枚物を原則とするが,やむを得ず継ぎ手を設ける場合には,突合せ溶接と添接板溶接を併用し,継ぎ手は同一の高さに揃わないようにすること。

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第3種電気主任技術者 · 第1種電気工事士 · 第2種電気工事士 他

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公式資料該当頁: p.42–43

出典: 「土木工事安全施工技術指針」(国土交通省)(https://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000052.html )を加工して作成

※ 本ページは公式資料そのものではありません。