安全施工技術指針

第10章第2節(圧気作業)

土木工事安全施工技術指針

掲載版 令和8年3月このページ 

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第2節 圧気作業
1. 有資格者の選任
根拠: 高圧則10
圧力0.1MPa 以上の圧気を必要とする場合には,高圧室内作業主任者の免許を有する者を作業主任者に選任すること。
2. 特別の教育
根拠: 高圧則11
(1)高圧室作業に関する特別教育を,全作業員に行うこと。
(2)下記の業務については,その業務について特別の教育を受けた者以外は作業に従事させないこと。また,作業中はその持場を離れないこと。
① 作業室への送気を調節するための弁又はコックを操作する業務(ゲージ係)
② 高圧室に出入りする作業員に加圧又は減圧を行うための送気又は排気の調節弁又はコックを操作する業務(ロックテンダー)
3. 非常事態に対する措置
根拠: 安衛法25,30
非常事態に対する対策を検討し,連絡方法,信号,合図等及び作業員の避難の方法をあらかじめ定めておくこと。
4. 救護の措置
(1)0.1MPa 以上の圧気工法による作業を行うときは,作業員の救護に関する器具等を備え付けること。
根拠: 安衛則24の3
根拠: 安衛令9の2
(2)救護に関し備え付けられた機械等の使用方法及び救急処置,安全な救護の方法等について訓練を行い,これを記録しておくこと。
根拠: 安衛則24の4
(3)作業員の救護に関し,次の事項を定めておくこと。
根拠: 安衛則24の5
① 救護に関する組織
② 救護に関し必要な機械等の点検整備に関する事項
③ 救護に関する訓練の実施に関する事項
(4)高圧室内において作業を行う作業員の人数及び氏名を常時確認することができる措置を講じておくこと。
根拠: 安衛則24の6
(5)工事責任者は作業員の救護に関し技術的事項を管理するものを選任し,その者を工事現場に常駐させ,安全に関し必要な措置をとらせること。
根拠: 安衛則24の7,24の8,24の9
5. 健康管理
(1)高圧室作業員には,定期的に特殊健康診断を行い,不適当な者には作業をさせないこと。
根拠: 高圧則38,41
(2)高圧室作業員の勤務表を作り,健康管理を行うこと。
6. 高圧室内作業の管理
(1)あらかじめ減圧を停止する圧力および時間等を示した作業計画書を作成し当該計画により作業を行わなければならない。またその内容を当該作業員に周知すること。
根拠: 高圧則12の2
(2)作業員以外の者が圧気室に入ることを禁止すること。特に入室の必要がある者については,その都度,高圧室内作業主任者が許可を与えること。
根拠: 高圧則13
(3)加圧,減圧の速度は毎分0.08MPa 以下とすること。また,減圧を停止する圧力および当該圧力下において減圧を停止する時間は厚生労働大臣が定める方法によること。
根拠: 高圧則14,18
(4)連絡方法,信号,合図等を規定し,全作業員に周知させること。
根拠: 高圧則21
(5)減圧に要する時間を高圧室内業務従事者に周知させること。
根拠: 高圧則20
(6)非常時の退避方法について請負関係の有無に関わらず,労働者以外の者も含めて,当該場所で作業に従事する者に周知させること。
根拠: 高圧則44
(7)再圧室は常時使用出来る状態であるか確認をすること。
根拠: 高圧則26
7. 作業主任者の携帯器具
作業主任者は携帯式の圧力計,懐中電灯,ガス測定器,非常信号用器具を携帯すること。
8. 火気類の危険の周知
根拠: 高圧則25の2
(1)作業員に高圧下における可燃物の燃焼危険について周知させること。
(2)マッチ・ライター等,発火のおそれのあるものの持込みは禁止し,その旨を見やすい場所に掲示等すること。
(3)溶接,溶断等火気又はアークを使用する作業を行わないこと。
9. 高圧室の設備
根拠: 高圧則2
作業室の気積は,作業員1 人について,4m3以上確保できるように計画すること。
10. 作業の禁止
根拠: 高圧則23
(1)送気設備の故障,出水等,他の事故により危険又は健康障害の生ずるおそれがあるときは,高圧室内業務従事者を潜函,圧気シールド等の外部へ退避させること。
(2)事故により高圧室内業務従事者を外部に退避させたときは,送気設備の異常の有無,潜函等の異常な沈下の有無及び傾斜の状態,部材の変形等について点検し,安全を確認した後でなければ,内部を点検する者等を潜函,圧気シールド等に入れないこと。
11. 発破作業
根拠: 高圧則25
作業室内において発破を行ったときは,作業室内の空気が,発破前の状態に復するまで,高圧室内業務従事者の入室を禁止するとともに,入室できない旨を見やすい箇所に表示する等禁止すること。

このページを整えている人

第3種電気主任技術者 · 第1種電気工事士 · 第2種電気工事士 他

電力設備の保全・施工管理・建設DX/AIの経験を活かして、安全施工技術指針のデータベースを整えています。 経歴はこちら

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出典: 「土木工事安全施工技術指針」(国土交通省)(https://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000052.html )を加工して作成

※ 本ページは公式資料そのものではありません。