無人航空機の飛行の安全に関する教則
6.1.3(経路設定)
〔一等〕
(1) 飛行経路の安全な設定
飛行経路は、無人航空機が飛行する高度と経路において、障害となる建物や鳥などの妨害から避けられるよう設定する。障害物付近を飛行せざるを得ない経路を設定する際は機体の性能に応じて安全な距離を保つように心がける。
操縦者の目視が限界域付近となる飛行では、付近の障害物との距離差が曖昧になりやすいため、事前に飛行経路付近の障害物との距離を現地で確認し、必要と判断した場合は補助者を配置する。
(2) カテゴリーⅢ飛行において追加となる経路設定の注意点〔一等〕
カテゴリーⅢ飛行においては、飛行形態に応じてリスクの分析及び評価を行い、その結果に基づくリスク軽減策を講じる必要がある。経路設定に当たっては、地上リスクと空中リスクの両方に関し、逸脱や墜落などの異常事態時におけるリスク軽減策を講じる必要があるが、具体的な対策の例は以下のとおりである。なお、これらに必要となる機体の機能や安全対策は事前に検証が必要である。
⚫ 可能な限り第三者の立入りが少ない飛行経路を設定する。
⚫ 飛行経路付近に緊急着陸地点や不時着エリアを予め設定する。
⚫ 飛行経路からの逸脱を防止するためのジオフェンス機能を設定する。
⚫ ジオフェンス機能の設定において、当日の他の航空機との空域調整結果が反映されていることを確認する。